天妙国寺について
寺宝
紙本着色妙国寺絵画(東京都指定有形文化財)
妙国寺が七堂伽藍を擁していた時代の絵図。
寛永11年~18年の間の情況を描いたものではないかとされている。
昭和31年3月に東京都指定有形文化財に指定。
品川区品川歴史館にて寄託。
妙国寺縁起(東京都指定有形文化財)
妙国寺第15世の日在時代に作られたもので、中世文書や徳川将軍の朱印状を引用している。冒頭には、天目の開創から鈴木道胤の中興、戦国時代の近世発布など開創以来の歴史を刻む。
品川区品川歴史館にて寄託。
鎌倉公方足利成氏御教書
足利成氏が妙国寺を祈願所に指定した御教書。政治的に品川が重要であっただけでなく、妙国寺も政治的に重要視されていたことを証明する史料。
品川区品川歴史館にて寄託。
簗田持助書状
妙国寺が足利成氏の祈願所であったことを裏付ける簗田持助の書状。
品川区品川歴史館にて寄託。
憲泰寺領寄進状
妙国寺に寄進された2つの土地の四至が記されている。
寺伝では上杉憲泰としている。
品川区品川歴史館にて寄託。
御三代御成之覚
徳川家康、秀忠、家光三代将軍の来寺の記録。
品川区品川歴史館にて寄託。
桃中軒雲右衛門(品川区指定史跡)
本名、岡本峰書。明治6年5月5日生まれの明治時代の浪曲界の先駆者で浪花節中興の祖。
「赤穂義士伝」を得意とした。
平成19年品川区指定史跡に指定。
天妙国寺五重塔礎石(品川区指定史跡)
室町時代中期に建立された五重塔は品川の象徴として郷民の愛着の的であり、師僧万里集九の「梅花無尽蔵」にも詠われている。
平成21年品川区指定史跡に指定。