天妙国寺について
墓碑銘
桃中軒雲右衛門(1873年~1916年)
本名、岡本峰書。明治6年に生まれの明治時代の浪曲界の先駆者で浪花節中興の祖。「赤穂義士伝」を得意とした。
伊藤一刀斎(生没不詳)
戦国時代から江戸初期にかけての剣客。現在の剣道のルーツとも言える一刀流の始祖とされている。
遠州流元祖本松斎一得(1718年~1820年)
江戸時代中期~後期の華道家。
江戸浅草常林寺の住職であり枝にたわめる技術に工夫をこらし遠州流をおこした。
鳶頭のお祭り佐七(生没不詳)
歌舞伎演目の一つで雪とん(お祭り佐七)にでてくる人物。
実在するかは不明。
切られ与三郎(芳村伊三郎)
近世前期以来の長唄の家元の名跡。
代4代芳村伊三郎は歌舞伎世話物の名作「与話情浮名横櫛(よはなさけうきよのよこぐし」(別名お富与三郎)のモデルとなったとされている。
音丸(1906年~1976年)
大正、昭和時代に活躍した日本の歌手。本名は永井満津子。
3代目鶴賀新内(~1841)
新内節の太夫の名跡。
本多日生(1867年~1931年)
日本の宗教家、僧侶。顕本法華宗元管長。
近代日本の代表的な日蓮仏教の改革者として名を残している。